最も人の悪口を言う年代は30代であることが判明! 悪口的愚痴からSNS系悪口まで…
©iStock.com/Jasmin Awad
人の悪口を言ってはいけない―― よく言われることであり、多くの人がその意図を理解していると思われますが、実際に悪口を言わないで過ごすのは非常に難しいものです。日常生活では、人間関係で苛立ちをおぼえることは少なくなく、そんなときはつい悪口が出てしまいますよね。
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では、そんな悪口、そして陰口について、「自分はよく言うほうだ」と自覚している人というのはどれくらいいるのでしょうか?
そこで、20代から60代の男女計1400名を対象に以下のような項目のアンケートを実施してみました?
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【よく人の悪口(陰口)を言う】
まずは、全体の結果です。
こちらの結果、男女別にみても、男性で「よく言う」が18.6%、女性で18.0%と大きな差はなく、性別は関係なく「よく悪口を言う人」の割合は18%程度といえるでしょう。
では、年代別にみるとどうでしょうか?
こちらでは、目立つ差が表れています。60代で平均値を大きく下回り、30代では60代の2倍以上の差が出ていますね。
いったい、なぜ30代では悪口を言う人が多いのでしょか? 実際に30代のみなさんに分析してもらいました。
「男だと、愚痴という名の悪口が多いんじゃないですか? 会社の後輩は腹立つし、当然上司にもムカつくこともあるし。喫煙所に行けば、毎回必ず誰かしらの悪口的愚痴を言ってるかもしれません」(31歳、Hさん)
「独身女の場合、飲んでいて悪口が止まらないです。最近多いのは、SNS投稿系の悪口。『あいつはいい歳して遊びすぎ』とか『あいつは幸せ主婦アピールがしんどい』とか、数人でスマホ見ながらワイン飲んで悪口言ってます。それが怖いから、わたし自身はFacebookは投稿しないようにしてます」(32歳、Tさん)
そして、主婦の方からはこんな声が…。
「よく考えたら、夫との会話の90%は悪口かも。夫は会社の人の悪口を言うし、わたしは近所の人とかパート先の人とかの悪口を言う。これ、教育に良くないですね。子供が成長する前にやめなきゃ。でも、そんな夫の会話が心地よかったり1日の癒しになってるのも事実なんですよね…」(30歳、Mさん)
子供ができ、「人の悪口は言っちゃダメ」と教えるような立場になっても、無意識のうちに悪口をたくさん言ってしまっている場合もあるようです。あらゆる30代のストレスが垣間見える調査結果となりました。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国の成人男女計1400名